走行距離が気になる
2021.03.30
皆様、いつもブログを見ていただきありがとうございます。
暖かくなり、新生活が始まり、ウキウキ気分だったり、その逆にストレスで急に疲れたり。
感情のバランスと体調を崩しやすいこの時節、皆様、お体どうぞご自愛くださいませ。
さて、今回は、走行距離についてお話します。
『距離数のなるべく少ないのを探してます-』『5万キロ超えたのはチョット・・・』
お客様の希望をお伺いすると必ずと言っていいほどこのフレ-ズが出ます。誰だって、距離数少ないのが買いたいですよね!
ネット検索の時も、距離が少ない物件を重点的に検索しますよね。
距離少=程度良さそう 距離多=程度悪そう
このイメ-ジ、正しいです。・・・が、半分は正しくないです。なぜでしょう。それは、
1・前オ-ナ-様の使われ方が千差万別だから
2・経年はごまかせない
だからです。1については、中古車なら当然のことで想像つくと思います。では、2についてはどうでしょう?
例えば、ネット検索してたら、10年/10万キロの中古車と10年/1万キロの中古車がヒットしました。とします。
予算はさておいて、とりあえず選ぶのは1万キロの方ですよね。当然です。
で気になったので実車見たら、なんか10万キロの方が手入れされてた感じでキレイ。1万キロの方は、なんかあまりよくない感じなんだよなぁ・・。
ネジも錆びてるし、
ほんとに1万キロ?。
ここまで極端な例は少ないですが、これ、正真正銘の1万キロだからコンディションが良くないんです。
どゆコト??
距離が少なくても10年経ってることには変わりないということ。日本は世界的に見ても割と高温多湿な国。
クルマって、高温多湿に弱いんです。特に湿気は、車内外構わずまとわりつきます
通常は走行すれば勝手に湿気が抜けますが、動かない期間が長いと湿気は内外にたまり続けます。エアコン内部、エンジン内部や燃料タンクにブレ-キ・・どれも重要
部品。そんなところにまで湿気が溜まります。だから窓開けて換気も意味なし。
それが10年も続けば、画像のように錆びたり、隙間に泥やコケが溜まったりしてそこからまた錆びたり腐ったりします。
これが、いわゆる、『経年劣化』というものです。
画像は平成13年式・走行6.7万キロの車両(20年落ちで6万キロ台は少ないのです)

走行距離が少ない車に見られる現象その1 (走れば抜ける湿気も、それがないと錆びちゃいます)

その2 (泥ゴミが溜まって長期間にわたり湿った状態に、また排水できずそこから腐食なんてことも)

その3 (湿気が抜けず、水はけが悪かったためコケが発生)
というわけで、走行の極端に少ない車は魅力を感じますが、必ず実車を見る必要がございます。
見るポイントは、上記のような、各部のサビ、隙間のゴミ、汚れ・コケ付着などです。実は外観のこの辺だけ見ればある程度判断ついちゃいます。
(すべてにあてはまるということではございません)
なお、当店でも過少走行車が稀に入荷しますが、厳しい基準をクリアしたものだけを販売しております。
しかし、総合的な判断はハードルが高いかもしれません・・、そんなときは当店の優し~いスタッフに聞いちゃって見てくださいネ♪
(買わなくてもOKですョ-)
暖かくなり、新生活が始まり、ウキウキ気分だったり、その逆にストレスで急に疲れたり。
感情のバランスと体調を崩しやすいこの時節、皆様、お体どうぞご自愛くださいませ。
さて、今回は、走行距離についてお話します。
『距離数のなるべく少ないのを探してます-』『5万キロ超えたのはチョット・・・』
お客様の希望をお伺いすると必ずと言っていいほどこのフレ-ズが出ます。誰だって、距離数少ないのが買いたいですよね!
ネット検索の時も、距離が少ない物件を重点的に検索しますよね。
距離少=程度良さそう 距離多=程度悪そう
このイメ-ジ、正しいです。・・・が、半分は正しくないです。なぜでしょう。それは、
1・前オ-ナ-様の使われ方が千差万別だから
2・経年はごまかせない
だからです。1については、中古車なら当然のことで想像つくと思います。では、2についてはどうでしょう?
例えば、ネット検索してたら、10年/10万キロの中古車と10年/1万キロの中古車がヒットしました。とします。
予算はさておいて、とりあえず選ぶのは1万キロの方ですよね。当然です。
で気になったので実車見たら、なんか10万キロの方が手入れされてた感じでキレイ。1万キロの方は、なんかあまりよくない感じなんだよなぁ・・。
ネジも錆びてるし、
ほんとに1万キロ?。
ここまで極端な例は少ないですが、これ、正真正銘の1万キロだからコンディションが良くないんです。
どゆコト??
距離が少なくても10年経ってることには変わりないということ。日本は世界的に見ても割と高温多湿な国。
クルマって、高温多湿に弱いんです。特に湿気は、車内外構わずまとわりつきます
通常は走行すれば勝手に湿気が抜けますが、動かない期間が長いと湿気は内外にたまり続けます。エアコン内部、エンジン内部や燃料タンクにブレ-キ・・どれも重要
部品。そんなところにまで湿気が溜まります。だから窓開けて換気も意味なし。
それが10年も続けば、画像のように錆びたり、隙間に泥やコケが溜まったりしてそこからまた錆びたり腐ったりします。
これが、いわゆる、『経年劣化』というものです。
画像は平成13年式・走行6.7万キロの車両(20年落ちで6万キロ台は少ないのです)

走行距離が少ない車に見られる現象その1 (走れば抜ける湿気も、それがないと錆びちゃいます)

その2 (泥ゴミが溜まって長期間にわたり湿った状態に、また排水できずそこから腐食なんてことも)

その3 (湿気が抜けず、水はけが悪かったためコケが発生)
というわけで、走行の極端に少ない車は魅力を感じますが、必ず実車を見る必要がございます。
見るポイントは、上記のような、各部のサビ、隙間のゴミ、汚れ・コケ付着などです。実は外観のこの辺だけ見ればある程度判断ついちゃいます。
(すべてにあてはまるということではございません)
なお、当店でも過少走行車が稀に入荷しますが、厳しい基準をクリアしたものだけを販売しております。
しかし、総合的な判断はハードルが高いかもしれません・・、そんなときは当店の優し~いスタッフに聞いちゃって見てくださいネ♪
(買わなくてもOKですョ-)